日本人でポーカープロになるには?認定試験や契約・年収など気になるあれこれを解説

大好きなポーカーで「稼ぎたい」「プロになりたい」と考えていても、この日本でどうすればポーカープロになれるのでしょうか。

カジノがなく、リアルでポーカーができる会場も限られているので、日本ではポーカープロの馴染みは薄いですよね。

この記事では、日本人がポーカープロになる方法や、世界のプレイヤーの年収など、気になる疑問を解説しています。大好きなポーカーで夢を叶えたいのであれば、参考にしてみてください。

そもそもポーカープロとは?アマチュアとの違いとプロの種類・年収


ポーカープロとアマチュアの明確な違いの定義はありません。ポーカーだけで数千万・数億円を稼いでいればポーカープロと容易に認識できますが、数万円しか稼げなくても自分でポーカープロと主張すればそうなってしまいます。

しかし一般のサラリーマンの収入を大幅に下回る金額しか稼げないのであれば、アマチュアと認識されるでしょう。

ではポーカープロと一般的に認識されているプレイヤーは、どのような稼ぐパターンがあるのでしょうか。ポーカープロの稼ぎ方を6つ紹介します。

【ポーカープロ 6つの稼ぎ方】

  1. スポンサーとプロ契約
  2. 世界トーナメントに参加
  3. グラインダーになる
  4. オンラインで対戦
  5. YouTuber
  6. プロポーカー認定試験に合格

年収数千万〜数億|スポンサーとプロ契約を結ぶプレイヤー

1つ目のポーカープロで稼ぐ方法は、ポーカーサイトやアプリとスポンサー契約をすることです。PokerStarsやGGPokerなどとプロ契約をしている世界で活躍するプレイヤーは多数います。わずかですが日本でもPokerStarsとプロ契約をした人もいました。

そのなかでも、ポーカープロとして知名度が高い「木原直哉」氏は東京大学を卒業したインテリ系で、強い相手と勝負することにこだわったストイックなプレイヤーです。木原さんは数々の世界トーナメントで勝ち上がり、十分な知名度と実力を備えていることから、名誉あるPokerStarsとして認められた実績を持ちます。

年収数百万〜数十億|世界中トーナメントを飛び回り賞金獲得を狙うプレイヤー

2つ目のポーカープロで稼ぐ方法は、世界中で開催されるトーナメントで勝ち上がり、賞金を獲得することです。ポーカー人気国であるアメリカやスペイン、オーストラリアなど、世界各国で優勝賞金が数億円のトーナメントが開催されています。

ポーカー獲得賞金額の世界トップである「ブリンケニー」氏は約66億円をトーナメントで稼いでおり、その約半分は2019年だけで稼ぐという驚愕のプレイヤーです。

近年、ポーカー人気が高まっている日本でも賞金を懸けたトーナメントは開催されていますが、やはり一攫千金を狙うなら、海外を飛び回ってビッグトーナメントに挑戦するのが良いでしょう。

年収数百万〜数千万|1つのカジノに拠点を置きプレイするグラインダー

3つ目のポーカープロで稼ぐ方法は、1つのカジノに拠点を置くグラインダーになることです。各地のキャッシュゲームのトーナメントには出ずに、慣れ親しんだ場所でプレイし続けるグラインダーは、コンスタントに稼げる利点があります。

グラインダーの人気活動拠点は、マカオやラスベガス、マニラなどがあり、プレイ人口が多く、初心者層で簡単に勝つことができる「フィッシュ」と呼ばれる人が多いので、グラインダーで生計を立てる人も多いです。

日本人のポーカープロでグラインダーの「じぇいそる」氏は、カジノを「職場」と位置づけており、キャッシュが安定することをグラインダーの利点の一つと述べています。YouTuberとしても活躍しており、日本でのトーナメント主催の企画などをする注目すべきポーカープロです。

年収数百万〜数億|オンライン主体で活躍するポーカープレイヤー

4つ目のポーカープロで稼ぐ方法は、オンラインポーカーサイト・アプリを主戦場として賞金を得ることです。ポーカー会場に行かずとも、パソコンやスマートフォンでどこにいてもオンラインでプレイすることができるため、若者を中心にプレイ人口が増えています。

日本語対応で気軽に始められるポーカーサイトは「KKポーカー」「GGPoker」「PokerStars」などが人気で、実際にリアルマネーを稼げるサイトで億を稼いだ強者もいるようです。

近年注目される仮想通貨での支払いや換金に対応しているサイトも多いので、資産を増やす一環として楽しむプレイヤーもいます。

おすすめのオンラインポーカーサイトは「KKポーカー」

特徴 料金 プレイヤー数
KKポーカー リアルマネー換金可能完全日本語対応 最低入金額10$参加費無料の大会あり KKエリートやKKコラボレーターズなど有名プレイヤー多数

KKポーカーは、完全なリアルマネーでポーカーを楽しめるオンラインゲームアプリです。2019年に設立され、AceKing IOM Limitedというイギリス領マン島にある会社が運営しています。

同じ運営元のPPポーカーはゲームマネー専門なのに対して、KKポーカーはリアルマネー専門なので、実際に仮想通貨や現金として換金可能です。

スマートフォンかタブレットに特化したアプリなので操作感が良く、日本人スタッフを完備しているので、安心して始めることができます。

年収0〜数千万|世界のヨコサワやしゅんぽーかーのようにYouTuberとして活躍する

5つ目のポーカープロで稼ぐ方法は、YouTuberとして広告収入を得て、有名になることです。

YouTubeの広告収入は莫大な金額になることは稀ですが、拡散力のあるプラットフォームを使用して一般人から一気に著名人になることができます。名前が売れることでスポンサーがついたり、プロ契約の声がかかったりすることに繋がるでしょう。

ポーカー系のYouTuberとして、チャンネル登録者数72.6万人の「世界のヨコサワ」氏や、同じく13万人の「しゅんぽーかー」氏が有名で、日々の実績や初心者でもわかる解説などを投稿しています。チャンネルの完成度が高く、勉強としても娯楽としても見る価値ありです。

プレイヤーとしての実績がついてきたら、YouTubeなどSNSにも力をいれるのも活躍の幅が広がる要素になります。

2021年〜プロポーカー認定試験がスタート

最後にポーカープロになる方法として、日本プロポーカー協会が実施するプロポーカー認定試験に合格するというものがあります。

2021年の11月からスタートしたこの制度は、実際にポーカーをプレイして3次試験までクリアした人がポーカープロとしてのライセンスを与えられるものです。

既に玄人でバリバリ稼ぐスキルがある人には必要ないかもしれませんが、肩書きを持って後継指導に従事したいのであれば取っておいて損はないでしょう。

気になるポーカープロに関するQ&A


ポーカープロに関してよくある質問を紹介します。疑問を解決して、プロになるための一歩を踏み出してみましょう。

女性のプロポーカープレイヤーはいる?

女性のプロポーカープレイヤーは世界中におり、今もなお活躍しています。日本人でも女性プロポーカーはおり、性別により力の差がないこともポーカーの魅力の一つといえるでしょう。

プロポーカープレイヤーは厳しい?勝てるプレイヤーの思考・考え方は?

初心者からプロポーカープレイヤーになり、大金を稼いでいくのは簡単なことではありません。ポーカーというゲームは知能戦・心理戦を駆使して戦うマインドゲームであって、プロでも常に勝ち続けるのは難しいです。

実践では、冷静な判断などの強固なメンタリティが必要な場面が多々あります。また、トーナメントに出場するのも資金は必要ですし、外国でのコミュニケーション能力も身につけておくべきでしょう。

億プレイヤーのポーカープロも最初は素人だったわけで、向上心を持って日々の鍛錬に臨み、「必ず勝てるプレイヤーになる」という強力なマインドセットが大事なのです。

プロへの道はたくさん!大好きなポーカーでプロを目指そう

プロへの道は甘くなくとも、大好きなポーカーでお金を稼ぐ方法はたくさんあるので、プロも夢ではありません。オンラインでもリアルでもとにかく数多くの実戦をこなして稼ぐもよし、プロライセンスを取得後に実績を積むのもよしです。

自分にあった方法でポーカープロを目指して、いずれは億プレイヤーになってください。決して日々の鍛錬を忘れずに、実力におごらず、紳士的なプレイヤーになることがポーカープロとしての大事なマインドです。

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