ポーカーの種類一覧を紹介テキサスホールデム以外にどんなポーカーが人気?

「ポーカーってどんな種類があるのかな」「いろんなポーカーをプレイしてみたい」
たくさんのポーカーをプレイしたいと考えている人はたくさんいるでしょう。しかし、各ポーカーをそれぞれ調べるには時間がかかり、手間がかかります。

当記事では10種類のポーカーについて、手順や特徴を解説しています。ポーカーの種類や手順を知りたい人にとって、ぴったりな内容です。当記事を読んで、ポーカーを楽しみましょう。

ポーカーの種類と一覧


紹介するポーカーの種類を一覧にしています。今回の一覧では、それぞれの特徴を簡単に紹介します。各ポーカーの詳しいルールや戦略についてはのちに記載しておりますので、そちらをご覧ください。

ポーカーの名前 分類 特徴
テキサスホールデム フロップポーカー
  • 世界的に人気のポーカー
  • ボード(共通カード)は5枚
  • ハンドは2枚
ファイブカードドロー ドローポーカー
  • 日本で有名なポーカー
  • 2回のアクション
  • 1回のカード交換
オマハポーカー フロップポーカー
  • ハンドが4枚配布
  • ハンド2枚、ボード3枚から役を作成
オマハハイローポーカー フロップポーカー
  • 勝者は役の1番強い人と1番弱い人
  • ポットは勝者2人で半分
セブンカードスタッドポーカー スタッドポーカー
  • 各プレイヤーに7枚配布
  • 4枚はオープン
カリビアンスタッド スタッドポーカー
  • ディーラーと対決
パイナップルポーカー フロップポーカー
  • ハンドをプリフロップで1枚捨てる
クレージーパイナップルポーカー フロップポーカー
  • ハンドをフロップで1枚捨てる
ウォーターメロンポーカー フロップポーカー
  • プリフロップとフロップでハンドを1枚ずつ捨てる
スプリットホールデム フロップポーカー
  • 共通カードが2種類ある

人気ポーカーの種類を紹介!


次は、各ポーカーのルールや戦略を詳しく解説します。ポーカーといっても、たくさんの種類や遊び方があるので、自分に合っているポーカーを探しましょう。

テキサスホールデム


テキサスホールデムは、世界的に有名なポーカーです。共通カード5枚とハンド2枚から役を作って勝者を決めます。

【テキサスホールデムのゲーム手順】

  1. 席に着く
  2. BTNの位置を決定
  3. SBとBBが強制ベットを支払う
  4. プリフロップ(ハンド2枚配布)
  5. フロップ(ボード3枚配布)
  6. ターン(ボード4枚目配布)
  7. リバー(ボード5枚目配)
  8. ショーダウン
【テキサスホールデムのポイント】テキサスホールデムは、自分のカードとボード以外はわかりません。そのため、相手のアクションから、プレイヤーの役を予測します。ブラフやアクションに緩急をつけて勝負しましょう。

ファイブカードドロー


ファイブカードドローは、日本で1番馴染み深いポーカーです。カードは基本的に、自分の手札だけがわかります。テキサスホールデムやほかのポーカーで使われるボードがありません。相手のカードは最後までわからない仕様です。

ファイブカードドローのアンティが「5-20-40」と記載されている場合、全員が支払う参加料は5ドルになります。強制ベットはSBが20ドルで、BBが40ドルです。

【ファイブカードドローのゲーム手順】

  1. 全員が参加料(アンティ)を支払う
  2. BTNの位置を決定
  3. SBとBBは強制ベットの支払う
  4. BTNの位置から時計回りにカード5枚を配布
  5. 1回目のアクション・SBとBBは強制ベットしているため、UTGからアクション
  6. カード交換
  7. SBから2回目のアクション
  8. ショーダウン
【ファイブカードドローのポイント】ファイブカードドローにおいて、ベットアクションとドローアクションでしか相手の様子をうかがえません。ドローアクションを使って自分が強い役を持っていると主張したり、相手の役をさぐったりします。

オマハポーカー


オマハポーカーはテキサスホールデムとゲーム手順は一緒ですが、配布されるカード枚数に違いがあります。プレイヤーに配布されるカードは4枚です。

ボードはテキサスホールデムと一緒で5枚になります。役は最大で5枚のカードで作りますが、役を完成させる際には注意が必要です。5枚のうち3枚はボードから選び、2枚はハンドから選択しなければなりません。

【オマハポーカーのゲーム手順】
テキサスホールデムと同じため省略します。

【オマハポーカーのポイント】ハンドが4枚である点がオマハポーカーの最大の特徴であり、ポケット(同じ数字のカードが2枚)や強い組み合わせを作りやすいです。SBやBBは強制ベットを支払っており、不利だと感じますが、4枚もハンドがあると役が作りやすく、参加しやすい仕様です。そのため、アクションによって相手のハンドを予想します。アクションやベット額に注目してプレイしましょう。

オマハハイローポーカー


オマハハイローポーカーは勝者の決め方に特徴があり、最終的に強い役のプレイヤーと弱い役のプレイヤーでポットを半分にします。ほかのポーカーと違って、勝者は2人です。

カードの配布方法はオマハポーカーと同じです。役を作る際は、ボードから3枚、手札から2枚で作ります。

【オマハハイローポーカーのゲーム手順】
オマハハイローポーカーの手順は、テキサスホールデムと一緒であるため省略します。

【オマハハイポーカーのポイント】オマハハイポーカーの特徴は勝者が2人いることです。通常のポーカーのように役が1番強い人が勝ちです。また、役が1番弱い人も勝ちになります。役が明らかに弱いときもフォールドする必要がありません。一般的に不利なポジションといわれているSBやBBにも、チャンスがある仕様です。

セブンカードスタッドポーカー


セブンカードスタッドポーカーは最終的にハンドの7枚中、4枚がオープンしている状態です。アクションするたびに、自分のカードが増えていきます。配布されるカードに共通カードはありません。すべて各プレイヤーのみ役が作れるカードになります。

【セブンカードスタッドポーカーのゲーム手順】

  1. 空いてる席に着席
  2. 全員が参加料を支払う
  3. プレイヤーに3枚のカードを配布・最初の2枚はプレイヤーだけが見られて、残りの1枚はオープンしてテーブルに置く
  4. オープンしたカードが弱い人から時計回りでアクション・1番弱かったプレイヤーは強制ベットを支払う
  5. 4枚目のカードがオープンした状態で配布
  6. 2回目のアクションを実施・オープンされているカードが強い人からアクション
  7. オープンしたカードを1枚ずつ配布し、3回目と4回目のアクション、3,4回目のアクションは2回目のアクションと同じルールで実施
  8. 5回目のアクション前に伏せた状態でカードを配布
  9. 5回目のアクション後にショーダウン
【セブンカードスタッドポーカーのポイント】最終的に4枚のカードが見えている点がポイントです。オープンカードを確認して、相手の役を予測できます。また、自分のカードによっては、強い役であると主張可能です。アクションとオープンカードを利用して相手からポットを奪いましょう。

カリビアンスタッド


カリビアンスタッドポーカーは、ディーラーと対決するポーカーです。プレイヤー同士では争いません。最初に、プレイヤーとディーラーに5枚のカードが配布されます。カードは自分のカードだけ確認できます。

カード交換はおこなわれず、すぐにアクションパートです。ディーラーもフォールドする場合があり、「役が成立しなかった」または「AかKがない」の状態ではフォールドします。

【カリビアンスタッドポーカーのゲーム手順】

  1. 席に着く
  2. ディーラーとプレイヤーに5枚のカードを配布
  3. 勝負するのか降りるのか決める
  4. ディーラーがカードオープン
【カリビアンスタッドポーカーのポイント】ディーラーが降りるのはワンペア以下のときです。自分がワンペア以上のときには勝負に出るべきでしょう。ハイカードは約50%で成立します。ワンペア以上の役はなかなか成立しません。よって、ワンペア以上の役が揃ったときには勝負に出ましょう。

パイナップルポーカー


パイナップルポーカーは、テキサスホールデムとほとんど一緒になります。違う点は最初に3枚のカードを配布して、そのなかから1枚のカードを捨てるところです。パイナップルポーカーはプリフロップのカードを捨てるところが終われば、ここからがテキサスホールデムのルールになります。

【パイナップルポーカーのゲーム手順】
テキサスホールデムと同じため省略します。

【パイナップルポーカーのポイント】手順がテキサスホールデムと一緒であるため、そこまで戦略は変わりません。捨てたカードはほかのプレイヤーが見られないためです。相手のアクションや様子で戦略を立てましょう。

クレージーパイナップルポーカー


クレージーパイナップルポーカーはパイナップルポーカーと似ており、自分のハンド3枚のうち1枚を捨てます。捨てるタイミングはフリップが終わった時点です。

【クレージーパイナップルポーカーのゲーム手順】
テキサスホールデムと同じため省略します。

【クレージーパイナップルポーカーのポイント】ハンドを捨てるタイミングが1ターン遅いです。フロップ以上まで残っているプレイヤーは役ができていると考えていいでしょう。ボードから相手の役を推測しましょう。

ウォーターメロンポーカー


ウォーターメロンポーカーの特徴は、最初にハンドが4枚配られることです。プリフロップのボードがオープンされた後にハンドを1枚捨て、フロップのカードがオープンされた後に2枚目のカードを捨てます。カードを捨てた後にアクションすると覚えておきましょう。

【ウォーターメロンポーカーのゲーム手順】
テキサスホールデムと同じため省略します。

【ウォーターメロンポーカーのポイント】最初に手札が4枚あるため、残っているプレイヤーはポケットが作られていると考えましょう。または、ボードと組み合わせた役が完成しているとみなします。それを踏まえて、自分が相手の役に勝っているのかを予測しましょう。

スプリットホールデム


スプリットホールデムのゲーム手順は、テキサスホールデムと一緒です。違いは、ボードが2種類準備されることです。フロップは3枚のボードが2種類オープンします。ターンとリバーも2種類のボードが追加です。勝敗はそれぞれのボードにおいて勝者を決めます。勝者はポットを半分にします。

【スプリットホールデムのゲーム手順】
テキサスホールデムと同じため省略します。

【スプリットホールデムのポイント】ボードが2種類あるため、考え方がほかのポーカーよりも複雑になります。どちらかのトップになるとポットをゲットできるため、片方の勝者になれるようにしましょう。

ポーカーを3種類に分類!


すべてのポーカーは3種類のうちのどれかに分類できます。分類方法はゲームの手順です。それぞれの手順について紹介します。

ドロー・ポーカー

ドローポーカーは、カード交換をおこなうポーカーです。共通カードはありません。自分のハンドを交換して役を完成させます。日本で馴染みのあるポーカーは、ドローポーカーです。

スタッド・ポーカー

スタッドポーカーは、ハンドの一部をオープンするポーカーです。オープンしたハンドを参考に、相手のハンドを予想して進めます。共通カードはありません。

フロップ・ポーカー

フロップポーカーはアクションターンが4回あり、プリフロップ、フリップ、ターン、リバーと呼ばれます。世界的に有名で流行っているテキサスホールデムはフロップポーカーです。

ポーカーの種類を知って遊びつくそう!

10種類のポーカーについて紹介しました。ポーカーはスタッドポーカー、フロップポーカー、ドローポーカーの3種類に分類されます。

各ポーカーの特徴を理解して、自分に合っているポーカーを見つけましょう。ルールはさまざまあり、ディーラーと勝負するものもあれば、ハンドの1部を相手に見せる勝負もあります。

自分がプレイしたいポーカーを探して、ポーカーアプリやオンラインカジノで楽しみましょう。