ポーカーのルールを覚えてカジノを楽しもう!アクションや役について初心者向けに解説
「ポーカーのルールが複雑でわからない」「実際にポーカーをしたことがないから気になる」ポーカーのルールについて悩んでいる人はたくさんいます。当記事では、ポーカーのルールについて悩んでいる人向けにポーカーのアクションや手順、役、ポジションについて解説しています。
当記事を参考にポーカーで遊んでみましょう。
ポーカーとは?ルールを覚えてカジノを楽しもう
最初に、ポーカーとはどのようなゲームなのかを解説します。ポーカーについて全く知らない人は、イメージしながら読んでみましょう。
プレイ人数は
ポーカーは、2人から10人まで同時にプレイできます。プレイヤーだけではなく、ディーラーが1人必要です。
使うカードは?ジョーカーは?
ポーカーはトランプを使って遊びます。AからKまでの52枚は、どのポーカーでも使います。ジョーカーは基本的に使用しません。ジョーカーを使用する際は、ハウスルールとして使います。ジョーカーはワイルドカードの役割をします。
ワイルドカードとは、どのカードにもなれる仕様です。ジョーカーを持っていた場合、いろいろな役になれる可能性を秘めています。
ポーカーの種類について
ポーカーは大きく分けて3種類に分類できます。
- ドローポーカー
- フロップポーカー
- スタッドポーカー
ドローポーカーは、自分の手札を交換して役を作成するポーカーです。ほかのポーカーでよくある共通カードはありません。
フロップポーカーは、世界的に有名なテキサス・ホールデムのルールと同じです。プレイヤーに数枚のカードを配り、ボードにはプレイヤー共通のカードがオープンした状態で置かれます。
スタッドポーカーは、フロップポーカーとほとんど同じです。違う点は、自分の手札のうち、一部をオープンします。
カードの数字の強さについて
ポーカーで使用するトランプは、数字によって強さが変わります。大きい数は強くなります。
しかし、Aだけは数の順番と違うため、注意が必要です。すべての数のなかでAが一番強いです。
【ポーカーのルール解説①】アクション
次に、ポーカーのアクションについて解説します。ポーカーはアクションによって、自分のチップを増やします。
アクションを正しく理解して、勝利を掴み取りましょう。
ベット
お金を賭けることをベットといいます。プリフロップだけはSBとBBが強制ベットします。フロップやターン、リバーでは最初にお金を賭けた人が「ベット」したといいます。
コール
コールは、ベットやレイズしている人と同じ額を賭ける行動です。コールの印象は、「そこまで攻めの姿勢ではない」です。レイズほど相手にプレッシャーはかけられません。
レイズ
レイズは、相手が賭けた金額よりも大きい額を出す行動です。基本的に、相手がコールやベットした金額の倍以上になります。仮に50ドルのベットをしていた場合、自分は100ドル以上の金額が必要です。
レイズしている局面で、さらにレイズすることをリレイズといいます。リレイズはレイズした金額分と、レイズしてベット額が増額した分を賭ける必要があります。仮にベット額が50ドルで、レイズ額が150ドルだとすると、ベットから増えた額は100ドルであるため、250ドル以上のリレイズが必要です。
レイズは相手にプレッシャーをかけられる行動の一つです。ポットを増やせる行動であるため、勝てると確信したときは、積極的に実施しましょう。
チェック
チェックは、お金を賭けずに相手に順番を回す行動です。プリフロップではチェックができません。SBとBBが強制ベットを行うからです。チェックが可能なのは、フロップからになります。また、誰かがベットしている盤面ではチェックができません。
チェックは、消極的な行動に見られがちです。強い役を持っているときにはレイズをどんどん行って、ポットを増やすのも作戦の一つになります。しかし、相手に自分のハンドが強くないと感じてほしいときには、チェックが有効です。
フォールド
フォールドは、現在進行しているゲームから降りる行動を指します。フォールドしたプレイヤーは、チップが手に入りません。次回のゲームから参加できます。
オールイン
オールインは、自分の持ち金をすべて賭ける行動です。レイズよりも相手にプレッシャーをかけられるでしょう。オールインして負けた場合は、敗退となります。持ち金がないため、次のゲームに参加できません。
オールインは、勝てそうな盤面で実施しましょう。また、相手からオールインを受けたときには、大体は降りることを選択すべきです。
【ポーカーのルール解説②】役・ハンド
次に、ポーカーをプレイするにあたって、理解しておきたい「役」について解説します。
ストレートフラッシュ
ストレートフラッシュはすべての数字が順番になっており、柄も一緒である状況です。成立確率は0.0015%となっており、めったに作れません。ストレートフラッシュができたときにはポットを増やしてから、相手を降ろすアクションをしましょう。
フォーカード
フォーカードは5枚中、4枚が同じ数字の状況です。残りの1枚はどんな数字や柄でも大丈夫になります。フォーカードは0.024%の確率で作れます。フォーカードもストレートフラッシュと同様に、作れたときにはガンガンポットを増やしましょう。
フルハウス
フルハウスは、スリーカードとワンペアを組み合わせた状況です。数字の組み合わせはどのような状況でも大丈夫です。
フルハウス同士になった場合、最初にスリーカードの数字を比較します。数字が強いほうが勝ちです。スリーカードが引き分けであった場合、ワンペアの数字を比較します。フルハウスの数字が全く同じであった場合は、フルハウスに使っていないハンドのカードで勝負を決めましょう。
フラッシュ
フラッシュは、すべて同じ柄のときを指します。数字に決まりはありません。フラッシュの引き分けになった場合、1番強い数字で勝負を決めます。
ストレート
ストレートは、数字が順番になっている状況です。柄に指定はありません。ストレートの成立確率は約0.39%です。ストレートで引き分けになった場合は、ストレートの1番強い数字で比較します。
スリーカード
スリーカードは、3枚がすべて同じ数字の状況です。残りの2枚に指定はありません。スリーカードの成立確率は2.1%になります。
スリーカードで引き分けになった場合、最初はスリーカード自体の数字で勝負を決めます。スリーカードの数字が同じであった場合の決め手は、ハンドの強さです。ハンドの役ではなく、数字自体の強さで勝負を決めます。
ツーペア
ツーペアは、ワンペアを2つ作る役です。残りの1枚は、ワンペア以外の数字であればどれでも大丈夫です。ツーペアの成立確率は4.75%です。値だけ見ると揃いにくそうですが、ゲーム上では出現しやすい役です。
ワンペア
ワンペアは、同じ数字が2枚できる状況です。残りの3枚に指定はありません。ワンペアの成立確率は42.25%となり、3回に1回以上はできると覚えておきましょう。
ノーハンド
ノーハンドは、何も役ができなかった状況です。どの役にも負けますが、ノーハンド同士では強さに差がでます。自分の持っているカードの数字が強いほうが勝ちになるからです。
ノーハンドだからといって、あきらめる必要はありません。ポーカーでは相手を降ろすことで勝つことができます。アクションによって相手を降ろして、ノーハンドでも勝ちましょう。
【ポーカーのルール解説③】ポジションとディーラー
ポーカーには、ディーラーといわれるカードを配るポジションがあります。ポーカーで人気のテキサス・ホールデムにおいては、プレイヤーとしてゲームに参加しないのがディーラーです。
テキサス・ホールデムでは、プレイヤーのポジションも大事になってきます。今回はポジションについて解説します。
SB(スモールブラインド)
SBは、最初にアクションを実施するポジションです。さらにプリフロップでは、強制ベットといわれる参加料を支払います。強制ベット額は最低ベット額の半分です。
強制ベットを行うポジションのことをブラインドと呼び、自分の意志に関係なくベットする必要があるため、不利なポジションです。
BB(ビッグブラインド)
BBは、SBの1つ左側にあるポジションです。BBにも強制ベットがあり、フリフロップでは最低ベット額分を支払います。SBの2倍とも覚えておきましょう。
BBも強制ベットを支払うためブラインドと呼ばれ、自分の意志とは関係なくベットする必要があるので、不利なポジションといわれています。
UTG (アンダー・ザ・ガン)
UTGは、BBの左隣のポジションです。3人目に行動するポジションであるため、そこまで不利な場所ではないと感じるでしょう。しかし、フリフロップでオープンアクションを最初に行うのはUTGです。ポーカーは基本的に、最初に行動する人が不利です。相手の行動が見られるポジションのほうが様子をうかがえるために有利になります。
MP(ミドルポジション)
MPは、ミドルポジションといわれます。BTNとCOを抜かした後半にアクションするポジションです。前半にアクションする人がいるため、比較的有利です。テーブルの人数によって、ミドルポジションの人数は変化します。
HJ(ハイジャック)
BTNとCOの1つ手前のポジションです。ミドルポジションの一つになります。比較的最後に行動できるため、前半のアクションを様子見できます。
CO(カットオフ)
COは、カットオフと呼ばれます。BTNの1つ手前がCOです。COはBTN以外のプレイヤーターンが終わってから行動できるため、有利です。相手の行動をチェックできるポジションは、様子をうかがえます。よって、自分のハンドと相手のアクションを見て、最適な行動を取りましょう。
BTN(ボタン)
BTNは、ディーラーボタンといわれています。最後に行動するのがBTNです。ポーカーにおいては、最も有利なポジションといわれています。COとBTNがレイトポジションといわれ、ほかのプレイヤーの行動を見てから自分のアクションを実行できるため強いです。
【ポーカーのルール解説④】テキサス・ホールデムのゲームの流れ
ポーカーといえば「テキサス・ホールデム」といわれるほど、世界中でプレイされているポーカーです。ここでは、ポーカーをする際に困らないように、テキサス・ホールデムの流れについて紹介します。
チップを準備する
最初に、プレイするため、チップを準備しましょう。チップがないとポーカーは遊べません。ポーカーアプリでプレイする際は、アプリに入金しましょう。
テーブルと席の確認
テーブルの確認を行います。ランドカジノでは、ディーラーか店員が案内してくれます。ポーカーアプリの場合は自動的に決まるため、迷う心配はありません。
親を決める【アンティ】
親を決めます。親のポジションはBTNです。最後にプレイするため有利になります。親の決め方は、配られたカードの強さで決めます。柄は関係ありません。
2枚のプレイヤーカードを配布
ここで、ディーラーからプレイヤーにカードが配られます。配布枚数は2枚です。配布する順番はSBから時計回りです。
【カード配布順】
SB→BB→UTG→MP→HJ→CO→BTN |
プリフロップ
プリフロップは、プレイヤーに2枚のカードが配られている状態です。SBとBBは強制ベットを行うため、SBは最低ベット額の半分、BBは最低ベット額をベットします。UTGから自身の意思でベットしていきましょう。
【行動順】
UTG→MP→HJ→CO→BTN→SB→BB |
フロップ
フロップでは、テーブルにカード3枚がオープンされます。テーブルにオープンされるカードをボードと呼び、プレイヤー全員が役作りに使えるカードです。アクションはSBから開始されます。プリフロップで降りなかったプレイヤーだけがアクションできます。
【行動順】
SB→BB→UTG→MP→HJ→CO→BTN |
ターン
ターンは、ボードに4枚目のカードがオープンされます。アクションはフロップと同様にSBからです。フロップで降りなかったプレイヤーだけがアクションできます。
リバー
リバーでは、ボードに最後のカードがオープンされます。ボードの最終枚数は5枚です。ボード5枚とハンドの2枚で役を作ります。リバーが最終アクション盤面になり、勝負がつきます。
ポーカーのルールを覚えてオンラインカジノを楽しもう!
当記事ではポーカーのルールについて解説しました。ポーカーは、大きく分けて4つのルールを覚える必要があります。アクションでは、正しく行動の意味を理解しましょう。ポーカーの役は、しっかり覚えて戦略を組み立てるために覚えます。どのポジションが有利か確実に理解しましょう。ポジションによって、ポーカーは立ち回りが変わります。最後に、ポーカーの手順を覚えてたくさん遊びましょう。
日本にはランドカジノがないため、オンラインカジノやポーカーアプリを使って、ポーカーをプレイしましょう。