.~ケムール編集部にて~
成多:う~む…
戸井田:どうしたんですか?珍しくお悩みじゃないですか。
成多嘉智(なりたよしとも)
ライテック・ケムール公認プロ雀士。
競技麻雀団体RMUに所属するA級ライセンスプロ。麻雀はカロリー。
前回は麻雀プロの日々の生活について調べを進めるも、今回は気になることがあるようで…?
戸井田岳大(といだたけひろ)
ケムール・「麻雀飽満記」企画担当者。
競技麻雀団体RMUに所属するB級ライセンスプロ。
卓上では遠慮情けの無い後輩。麻雀飽満記内では畜生成分500%増しでお送りします。
成多:いやね?前回(▶リンク)麻雀プロという肩書の中で生きている人々のリアルを読者の方々にお届けした訳だけれども…
戸井田:そうでしたね、Mリーガーの方や有名女流プロ、はたまたライターから雀荘オーナーまで色々な方々の生活に目線を向けた回でした。

成多:そんな記事を書いている中で自分のプロ雀士としての生き方についても思いを馳せてみた訳なんだけども…
やっぱ、あれだね。
「自分の城」…欲しいね…!
戸井田:なるほど、その話ですか。成多さん前から言ってましたもんね。
「いつか自分の雀荘が欲しい!!!」って。
成多:うむ!まぁ僕だけじゃなく戸井田の持っている夢でもあるよね。
戸井田:まぁそうですね~、なかなか手が届かないですが、いつかお金をためて自分の店を…といった思いはありますね。
成多:そうだよね!僕も前回の記事で雀荘オーナーの方にお話を伺ったりして、久しく燻っていた「自分の城を持つ」という夢が再び盛り上がって来ていてだね…!
今回の記事はズバリ!「僕の考えるさいきょうの雀荘」!
世の中には沢山雀荘があるけども、プロとして10年近く麻雀界に携わり様々な雀荘を渡り歩いたこの成多嘉智が、世間の普遍的な雀荘へと投げつけるアンチテーゼ的な記事にするのだよ!
戸井田:…あー、はい…(またぞろおかしな事を言い出したな…)
成多:あ、あれ?なんかノリ悪くない?
戸井田:うーんと…そうですね…
とりあえずお聞きしたいんですが、成多さんの思う「最強の雀荘」ってどんなのですかね?
成多:どんなのって、そりゃ強い雀荘よ!
戸井田:(予想よりもレベル低い回答帰ってきた…!)
つ、強いっていうのは具体的にどんな要素が入っているんですかね?
成多:え?そりゃもう広くて、綺麗で、お客さん一杯来て…
お客さんがいっぱい来るようにする為には…
…えっと、どうしたらいいのだ?
戸井田:計画性が欠片もない…っ!
成多:いやー流石にもう少し考えないとアカンかー?
戸井田:そうですよ!せめていろんな人から話を聞くとかして市場調査なりなんなりしないと…せっかく前回色々な人に話を聞いたんですからその人脈を生かすとか…
成多:なるほど!そうと決まれば善は急げ!さいきょうの雀荘目指して情報収集だ!うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!(ダダダダッ!
戸井田:あっ!ちょっと!…大丈夫かなぁ。
「さいきょうの雀荘」をもとめてZOOM会議!
成多:よーし、まずは色々な人から意見を聞いていくぞ!
今回はフレッシュな意見を優先してアマチュアや若手プロの方々にお集まりいただきました!皆さんよろしくお願いします!
\よろしくおねがいしまーす!/
Aさん:最強の雀荘って言うくらいだし、麻雀打つために最適化された雀荘が最強なんじゃないですかね?最新の卓に座りやすい椅子、個室なんかもあると良いかなぁ。
成多:おお!早速いい感じの意見ですね!メモメモ…
Bさん:それもそうだけど、やっぱり女性目線だとお手洗いが男女別になっているとか、空調が効きすぎてたりすることがあるからブランケットを用意しておいたりとか、そういうホスピタリティにも気を配って欲しいです!
成多:なるほど女性目線でのホスピタリティ…メモメモ…
Cプロ:いやいや、ここはいっそでっかいハコを用意して全卓配信設備完備の超巨大スタジオを作って麻雀プロの活動を思いっきり支援できるお店なんてどうですか!
成多:おお~!いいですねぇ!夢詰まってますねぇ!メモメモ…
Dさん:麻雀面の話もいいけど、僕は美味しいフードとかが置いてあるお店がいいなぁ。お酒のメニューとかも増やして、そんじょそこらの居酒屋は負けないようなつよつよ飲酒雀荘があったら面白いかも!
成多:おお~新しい意見ですね!確かに競技麻雀以外にも麻雀はあるわけで、色々な客層を取り入れられるお店にしたほうが良いかもしれませんね!メモメモ…
Eプロ:私は自分の色を思いっきり出したいので、内装やスタッフの制服にも思いっきりこだわりたいです!具体的には男性は執事服で女性はメイド!お店全体はゴシックな雰囲気にして高級感ありありにする感じで!
成多:お、おお…めちゃくちゃ客層選びそうだけどそういうのもアリかな?メモメモ
Fさん:いやいやそういうのがありなら私もこだわりたいところありますよ。
まず可愛い女の子のスタッフさんを集めて店内は全面ピンク、リーチが入る為に女の子からめっちゃ応援して貰えてドリンク注文したらスタッフさんが一発でツモれるおまじないをしてくれる感じのお店に…
成多:え、えっと、なんか皆さんどんどん意見が尖って来たような?もちろん最強の雀荘なので色々あっても良いとは思うのですがあんまり尖りすぎるのは(ry
Oさん、Pプロ、Qさん「あれもこれも、あれもこれも…」
成多:ちょ、ちょっと待って!これ以上は…!
Xさん「 あ こ あ こ
Yさん れ れ れ れ
Zプロ も も も も … 」
成多:う、うわあああああああああああああ!!!!
ーー雀士たちのあふれる夢にクラッシュしてしまった成多プロ。
リアル(現実)が欲しい…!!
そこで実際に「雀荘を経営しているプロ」のもとへ走ったのだったーー。
現実を知り尽くした雀荘オーナーの夢とは
【其の壱】春日 雀荘 麻雀ACE
成多:(チーン)
???:も、燃え尽きてるね…大丈夫…?
成多:大丈夫ではないす…私はもうダメす安藤さん…
株式会社ACE代表取締役。
麻雀に対する愛から自身の持つ会社として麻雀事業部を設立し、日夜麻雀界へ貢献。
2019年から開催されている「ノーレート雀荘対抗戦」の企画運営なども務める。
日本プロ麻雀連盟の選手としても精力的に活動している傍ら、麻雀ACE、ひよこ堂、Lookupの3つの雀荘のオーナーも手掛ける。
安藤プロ:事前に話は聞いていたけども、「最強の雀荘」について悩んでるんだって?
成多:はい…前々から自分の雀荘を持つことが夢でして、今回は企画として私の思う最強の雀荘を作り上げるという事だったんですが…
いかんせんいろいろな人に意見やアイデアを聞いてみたものの、あちらを立てればこちらが立たずといった状態で…
私一人ではどうにもならないもので安藤さんのお力をお借り出来ないものかと思いまして…
安藤プロ:うーん…そうだねぇ…
最強の雀荘…オーナーとしての夢や理想っていうのはもちろんあるだろうけども、ビジネスとしてはまず「オーナーの理想より、お客様のニーズに合わせることが全て」だと思ってほしいかな。
あれもこれも詰めこんだような奇抜さだけではすぐにお客様が離れてしまう、何よりもお客様を満足させられるかが大切だと僕は思うかな。
成多:むむむ…確かにそうですよね,..
自分だけの最強のお店を!と思って考えるとついつい尖った方向に行きがちで…
安藤プロ:もちろん夢や理想を持つことは悪い事ではないよ!でも成多君の思う「最強の雀荘」が必ずしも「お客様が求めている雀荘」と一致するとは限らないってことだね。
それに尖ったことをしようと思えばそれだけコストもかかるからね、僕だって理想を言えば全席ふわふわの椅子にしたり、全部屋個室みたいにしたいとかはあるけど、理想とコストが釣り合わなくて見送ることもたくさんあるよ。
成多:コスト面を考え出すと途端に最強の雀荘のビジョンがガラガラと…
前提からになってしまい申し訳ないのですが、雀荘を作るうえでどこを目指せばよいのかみたいな指針のようなものはありますかね?
安藤プロ:まずは「活気のあるお店」であることだね!お客様の活気は次のお客様を呼んでくれるからね!
僕のお店は競技志向のお店が多いけど、これはどんなお店にも共通する事だと思うよ!
成多:確かに寂れたお店よりお客さんで賑わっている雀荘の方が足が向きやすいですね…!これは僕の思う最強の雀荘のテーマとしても使えそうです!
安藤プロ:まぁ活気を出したいって言ってすぐに出せるわけでもないけどねw
成多:もし、安藤さんの夢を詰め込んだ雀荘を作るとしたら、一体どうしますか?
安藤プロ:難しい質問だなぁw
成多:お願いします!成多へのヒントという事で!お金とか一切気にせずドリームを詰め込んだ感じの奴をぜひお願いします!
安藤プロ:そうだなー、もし金銭面での問題が一切ないとしたら…
ビル1つまるごと使って雀荘を作るかな。
※イメージです
成多:!?
安藤プロ:1階は麻雀教室で2階は競技ガチ勢のための道場、3階はMリーグをめっちゃフィーチャーする感じにして専用のスタジオとかも併設、各プロ団体の事務局なんかも一堂に会する感じにして、「麻雀界全体が協力して麻雀という文化を作り上げていく」雀荘を作れたら面白いよねぇ。
成多:は、はえー…スケールが違う…
安藤プロ:まぁ現実的には夢のまた夢だけどねw
でも個々のお客様が求めるものが違うなら、それぞれの志向に合わせた環境作りをすることでお客様に喜んでもらえるんじゃないかなと思うんだよね。
成多:なるほど、それが安藤さんの思う「最強の雀荘」ですか!
とても参考になりました!これで僕の思う「最強の雀荘」にも一歩近づけた気がします!
安藤プロ:どんな方向で進めるにせよ何より大切なのは「後悔しないような計画を立てる」事だよ!少ないコストだって工夫できる点はいくらでもあるからね!
成多君の思う「最強の雀荘」、楽しみにしてるよ!
成多:はい!必ず形にしてみせます!アドバイスありがとうございました!
【其の弐】九段下 雀荘 NOBLE
成多:という訳なんですが、どう思いますか福田さん。
RMUB級ライセンス。
雀竜位戦第七期王者、第20期麻雀最強戦優勝と輝かしい戦歴を残す傍ら、普段は自身の持つ雀荘「NOBLE」にてお客様をお迎えしている。
福田プロ:ビルを一棟かぁ、流石安藤さんはスケールが違いますね。
成多:本当思いもつきませんでしたよ…雀荘って言われるとやっぱり1フロアに纏まっているようなイメージだったもので…
福田プロ:この「NOBLE」もそうですしね、現実的な目線の他にもそういった柔軟な発想が出来る安藤さんはやはり凄い人だなと。
成多:「NOBLE」さんは本当に「雀荘」っていって一般的にイメージされる姿そのもののようなお店だと思うのですが、これは福田さんがそうなさったんですか?
福田プロ:お店自体は以前別のオーナーから買い取ったものをそのまま利用しています。店名の「NOBLE」だけ私の好きなバンドのアルバム名から取らせて頂きました。
成多:ほうほう。
福田さん的にはお店の内装を凝ったり、変わったサービスを提供したりなんかは考えなかったのでしょうか?
福田プロ:もちろん考えなかったわけではないですよ!
例えばお店の内装とかは西洋をモチーフにした感じでシャンデリアとかを入れたりとか…
サービス面でも、自分の行きつけのラーメン屋さんのラーメンをどうしても提供したくて、ラーメン屋さんに弟子入りする寸前まで行きましたからw
※イメージです
成多:ラーメン屋に修行は凄いですねw
福田プロ:とまぁ思いはすれど、どうしてもコスト面が厳しいですね,,,
それにフードなどを作る為には専用のキッチンなどの設備も必要ですし、そういう設備を入れようと思うと単純に雀荘を作る為に必要な許可とは別に取らなければならない許可などがあったりで、中々夢にあふれた雀荘というのも難しいです…
成多:うーむ、リアルな意見だ…やはり尖った方向で流行る雀荘を作るのは難しいんですかね?
福田プロ:コスト面を置いておけば特定の層に強く刺さる可能性もあるのでやってみる価値はあるとは思うんですが、尖った方向性と落ち着いて麻雀が打てるバランスを共存させるのは中々難易度高そうですね。
成多:「NOBLE」の客層を考えると奇抜さよりはどちらかというと落ち着いた雀荘を求めている方々も多いでしょうしね…
福田プロ:そうですね、今のお店の客層と若い世代の方々は少し噛み合いが悪いかもなというのは気にしているところです。
成多:安藤さんはそれぞれのお客様の志向に合わせたお店作りが必要であるとおっしゃっていたのですが、福田さんも若い世代とベテラン、またエンジョイ勢とガチ勢といった区分けでお店の方向性を分けたほうが良いと思いますか?
福田プロ:その考え方は正しいと思うのですが、個人的には真剣に打っている気持ちが同じであればそれは同じ空間で共存していくべきではないかと思っています。
エンジョイ勢とガチ勢といったレベル感による差はもちろんあるとは思うのですが、なるべく上手側が歩み寄って互いに同じ卓で楽しめるような空間づくりが出来たら、雀荘オーナーとしてこれ以上嬉しいことはないですね。
そういう意味では私の思う「最強の雀荘」というのは「いろいろな世代が一堂に会して楽しめる」雀荘という事になるのかもしれません。
成多:遂に出ましたね、福田さんの最強の雀荘!
その為に具体的に何が必要みたいなイメージとかってありますか?成多の思う最強の雀荘のためのアドバイスとしてぜひ教えて頂けると…!
福田:それが分かってたら実践してますよーw
まぁあくまで個人的な話になりますが、先ほどお話した「様々な世代が集う雀荘」という話であれば「セット」だけでなく「フリー」はコンテンツとして用意しておくべきだなとは思いますかね。
お店としてもセットはあくまでお客様の中で遊んでいただいているのでそこまで干渉は出来ませんが、フリーのお客様にどう遊んでもらうかは店側の準備によって変える事が出来るので、自分たちの努力で目標が達成できる可能性があるのではと思っています。
もちろんその可能性に伴ってリスクも発生するので難しいですが…
成多:なるほど、お店の干渉できる範囲ですか。確かにセット専門のお店だと内装や提供するサービスとかがメインで、お客様同士が交流することなどはなさそうですよね。
いつか福田さんが準備したフリー麻雀でも遊んでみたいです!
福田プロ:頑張ります!僕もお店もまだまだこれからなので、成多さんの「最強の雀荘」のアイデアが固まったらぜひ教えてくださいね!
成多:任せてください!本日はありがとうございました!
ついに成多プロの「城」公開
成多:という訳で、色々な人から話を聞いたものの一人ではまっっったく纏められなかったので、安藤さん福田さんの2オーナーにお話を伺ってきました!
戸井田:お二人ともうちの者がお手数をお掛けいたしました…この場を借りてお詫び申し上げます…
成多:おかしいなぁ、これでも先輩だしA級ライセンスなんだけどなぁ、最近まったくもってリスペクトされないなぁ。
戸井田:気のせいじゃないです?
それで、結局成多さんの考える「最強の雀荘」とやらの案は纏まったんですか?
成多:そこなんだけどねぇ…お二人に話を聞いた感じの勘所を抑えると…
・活気のあるお店は強い
・お客様のニーズを理解する事が必要
・客層ごとに求めるサービスは異なっている
・コストはかかるが特定層に強く刺さるものならワンチャンある
→方向性を決めなければいけない。
→ターゲットを絞って狭く深くor万人受けする浅く広く
成多:っていう感じで、まずは方向性を決めないとって感じなんだけども…
戸井田:ふむふむ、まぁビジネスとしてはやはりそこをしっかりと決めないといけませんよね。
成多さんの思う「最強の雀荘」はどっちの方向にいくんですか?
成多:そこなんだけど…ここはあえて「万人受けする広く浅く」の方向性で行きたいと思う。
戸井田:おお、意外ですね。広く浅くとなると今現在存在しているチェーン店などと闘うのが厳しいとかいうかと思ってました。
成多:そう、だから今回の「最強の雀荘」を考えるうえで、一般的なチェーン店とは違う方向性である事は絶対に必要だと思った。
様々な人々から意見を取り入れ、雀荘オーナーから現実的なアドバイスも貰った今のよしともが導き出した今の「最強の雀荘」の結論…!
それは、「空いた時間でいつでも行きたくなる、最高のアミューズメント空間」!
具体的には以下の通りです!!!!
戸井田:おお…!これは…!
成多:やはり雀荘というのは「ふと気が向いたらいつでも足を運べる場所」であることが肝要であると考えました!
その為、私はこの空間が老若男女問わず麻雀ファンであれば見る雀やる雀問わず誰でも楽しい時間を過ごせる空間である事を重視しました!
具体的には左フロア奥の大型ディスプレイ併設型バーでは日々のタイトル戦やMリーグのパブリックビューイングを行い、該当の放送時間はハッピーアワーとして会社帰りのお父さんなどのちょい飲みしながら見る雀を応援!仲間が集まっていると分かれば自然と足が向く事も多くなるでしょう!
戸井田:会社帰りの麻雀ファンの方々を取り入れるんですね、良いと思います。
成多:左フロア手前は大型受付(フロント)!お店のサービス提供(ドリンクフードなど)はもちろん、今イメージしているのは各競技団体や賛同してくれるお店などのイベントをまとめた表を掲示し、なんとフロント横のPCでそのまま予約まで可能にします!
これにより既に競技慣れしている人の試合参加登録はもちろん、初心者の方々が最初に参加すべきイベントなどの相談も可能なので、「とりあえず麻雀で困ったらあのお店で相談してみると良い」と言って頂けるようなお店を目指します!
戸井田:なるほど、確かに慣れていない人だと試合の予約とかが障壁になったりしますし、自分がそのイベントに参加してよいものか悩む方も多いと思いますからね、これも良いと思います!
成多:そしてラスト!右側フロアは対局スペース!ここは本当に悩んだんだけど、右フロア奥には配信卓を設置し、月単位で好成績を残した方、もしくは店内大会決勝戦などでは配信が出来るようにします!
戸井田:これは予想通り。やっぱり麻雀プロとしては配信卓は外せませんよね。
成多:もちろん通常の対局スペースも最新の卓と余裕のある空間で来店して頂いた人達に何不自由なく麻雀に集中してもらえる空間づくりをしていきたい!
また、全体の内装は海外のカジノを参考に派手になりすぎない程度にアミューズメント感を盛り上げる事の出来る内装にしていきます!
戸井田:なるほど、成多さんの「最強の雀荘」は只の「麻雀が打てる場所」ではなく「麻雀というコンテンツを様々な角度から最大限楽しむための空間」という事なんですね!
成多:そう!打つ人も見る人も、まだ麻雀の世界に飛び込めていない人も、みんなみんな足を運びたくなるような雀荘、それが「最強の雀荘」であるというのが成多の結論でした!
これから先色々な出会いや経験をして最強のイメージは変わっていくかもだけど、少なくとも現時点で自分が思い描く「最強の雀荘」は形に出来たんじゃないかなと思います!
戸井田:良いと思います!最初はどうなる事かと思いましたが、遂に完成しましたね!おめでとうございます!
成多:いやー、苦労したけどようやく完成したね!これが夢の城までの第一歩や!
戸井田:…で、そんな夢の雀荘を完成させるための元手はどこに,,,?
成多:…「人」の「夢」と書いて、「儚い」と読むんやなって…
戸井田:…頑張って働きますか…
成多:人生まだまだ先は長いね…トホホ…